あけましておめでとうございます。2022年なので2がいっぱい。こんな年は当分来ないと思うので有意義に過ごそう。ワシは家族と遊んだりゲームとアニメに明け暮れたりしていました。ある一件を除いて…
ソニック メガコレクションについて
『ソニック メガコレクション』とは、2002年12月19日にセガよりリリースされたゲームキューブ用のゲームソフトであり、ソニックシリーズを復刻したオムニバスソフトである。収録タイトルは全てメガドライブのもので、ソニック1、2、3、&ナックルズといったメインシリーズだけでなく、3Dブラストやスピンボールなどのスピンオフ、リスターやジ・ウーズ、コミックスゾーンといったメガドライブ末期のソニックと関係なさそうな名作タイトルなどもあり、ソニックに殆ど触れたことが無いような初心者でも満足感を味わえる内容になっている…と思う。全部で14タイトル収録。2024年時点でも相場が安く、入手が容易だ。
収録タイトルは、メガドライブのROMをエミュレーションすることにより移植を実現している。星のカービィ 20周年コレクションやスマブラXの名作トライアルのように、メガドライブで動作するROMが収録されている。
収録タイトルの多さは嬉しいけれど、中断セーブ機能が無いことと、隠しタイトルの解禁方法が作業的であることが残念なトコロ。ソニック1や2など、現代のゲームと比べると難しいゲームが多く、昨今の移植と比べると現代のプレイヤーや初心者には厳しい。隠しタイトルに関しては時間さえあれば誰でも解禁できるのが救いだが、同じタイトルを再起動などを挟まず遊んでいるといつまでも解禁出来ないのは褒められたものではない。中断セーブは後発のプラス版(PS2/Xbox)にて搭載され、それ以降の復刻ソフト(3DアーカイブスやSEGA AGESなど)の多くでは標準搭載となっている。プラスは相場の高さやロード時間といった問題もあり、今回は取り扱わないのでご了承を。
ROMを抽出する
メガドライブで動作するROMが収録されている…
…勘のイイ読者の方は既に気づいているとは思うが、特殊な手段を使えばこのROMを取り出して使うことが出来るのだ。
バーチャルコンソール、ゲームアーカイブス、スマブラX、20周年コレクションの場合はROMの抽出を行うか補助するツールが存在するために比較的容易にROMの抽出を行えるのだが、残念ながらソニック メガコレクションの場合は抽出ツールが存在しない。しかし、専用ツールがなくとも知識があれば難しくはない方法が存在している。
バーチャルコンソール、ゲームアーカイブス、スマブラX、カービィ20周年コレクションの場合は抽出するためのノウハウやツールが存在していて容易に抽出が出来るのだが、残念ながらソニック メガコレクションの場合は抽出ツールが存在しない。しかし、専用ツールがなくとも知識があれば難しくはない方法が存在している。
最初に断っておくと、この記事で行っていることは、エミュレーターのRAMに丸ごと入っているゲームのROMをバイナリ単位で切り出す、ただそれだけである。
この記事での手順はGC版のみ対応しており、PS2版/Xbox版(〜プラス)には対応していない。
必要なモノ
- ソニック メガコレクション(GC)
- GCディスクの吸出し環境(HBC導入済みWiiでのCleanRipなど)
- Dolphin(GC/Wiiエミュレーター)
- HxD(バイナリエディタ)
- (あれば)隠しタイトル解禁済のセーブデータ、或いは隠しタイトルを解禁するための知識と根気と時間
前準備
あらかじめソニック メガコレクションを吸出ししておく。HBC導入済みWiiでCleanRipを使えばお手軽。この辺は今回は割愛。
Dolphin、HxDも導入しておく。ROM抽出を行うだけなら古いバージョンでも問題ないし、なんならパソコンも低スペックでも大丈夫。Dolphinの高速化設定の力を借りよう。
Dolphinでの作業
隠しタイトル解禁済みのセーブデータを用意してある場合、GCメモリーカードマネージャーを使って使用中の仮想メモリーカードに移しておくなどしてDolphinで使えるようにしておく。インターネットから探して利用することもできる。
Dolphinでソニック メガコレクションを起動する。十字キー、Aボタン、Bボタン、Zボタン、スタートボタンの操作ができれば問題ない。
抽出したいタイトルを選択し、起動する。今回は解禁作業が苦行だったメガドライブ末期の名作と名高い2Dアクションゲーム「リスター・ザ・シューティングスター」を例にする。
ゲームが起動できれば、Dolphin側で一時停止をする。止める場所はどこでもいいが、ロゴ画面よりはタイトル画面の方が抽出するタイトルを失念する危険性が少ない。
HxDでの作業
ここからはHxDでの作業に移る。左上の黒いメモリのアイコンか、ツールの「プロセスの表示」を選択すると、プロセスの一覧が表示されるので、Dolphin.exeを開く。
すると、DolphinでエミュレーションされているRAMの中身がバイナリで表示される。検索で、「SEGA MEGA DRIVE」か「SEGA GENESIS」を探す。ソフトによってどちらであるかが変わってくるので見つからない場合はもう片方で探そう。リスターは「SEGA MEGA DRIVE」でヒットした。無事ヒットすると、その下の行にリリース年、ゲームタイトルが表記されていることを確認できる。コレこそがROMのヘッダーである。
ヒットした地点から16行上(256 / 0x100 Byte)にカーソルを動かす。この地点がROMファイルの開始地点。
「ブロックの選択」で、カーソルの地点から抽出するROMのサイズ分のバイトを選択する。リスターの場合、16Mbit( = 2MByte)である。16進数では0x200000。長さはデフォルトでは16進数になっているが、サイズの関係で16進数が一番利便性が高いのでこのまま。
こうして選択した内容がROMそのものである。コレをコピーし、ファイルを新規作成してペーストして保存すればROMの抽出が完了する。拡張子は「.smd」か「.bin」が推奨される。
(2024-03-18追記) ソニック メガコレクションに収録されているROMは.bin形式である。エミュレーターでは拡張子を.smdにしても動作する一方で、ROM Checkerではバッチリ弾かれる。smd形式が欲しい場合、.binとして保存したものをROM Checkerで変換するとよさそう。
動作確認
Windowsで動作するメガドライブやゲームギアなどに対応したセガハードのエミュレーター「Kega Fusion」で動作確認を行なったが、問題なく動作した。チェックサムエラーなども発生しなかったので正常なのでしょう。
記事公開時点で抽出に成功した12タイトルのROM。容量を見るとSFCと同等な印象。ゲーム内容もあるが、フリッキーだけ飛び抜けて少ない1Mbitで、プリレンダムービーを取り入れた3Dブラストが最も大きい32Mbitだった。
ナックルズ イン ソニック2、ソニック3 & ナックルズの2タイトルはワシの不勉強のせいか、この方法で吸い出ししても余計なデータがついたソニック & ナックルズが抽出できただけだった。ソニック & ナックルズ単体、ブルースフィア(& ナックルズ+ソニック1)は問題なく抽出できた。
それぞれROMの連結により、ロックオンシステムの再現に成功。
(ロックオンシステム用)ROMの連結
ソニック & ナックルズのロックオンシステムを使ったタイトルは、ブルースフィアを除いて通常の方法では抽出に失敗してしまった。しかし、ソニック & ナックルズのとロックオン対象ソフトのそれぞれのROMを連結させることで、抽出に成功した。
ただし、ナックルズ イン ソニック2の抽出には失敗。ソニック2のROMが異なるためとのこと。
(2024/02/29追記) 抽出に成功。後述。
バイナリ切り出しにも使ったHxDでROMの連結を行う。ファイルツールより、連結を選択する。
このとき、ソニック & ナックルズが上に、ロックオン対象ソフトが下になるように連結の順序を設定する。出力ファイル名に拡張子をつけるのも忘れずに。やっていること自体は、バイナリを順番にくっつけるだけなので手作業でも可能。
連結したROMをエミュレーターで起動したが、ちゃんとソニック3 & ナックルズとして起動した。
ブルースフィアもこの方法で抽出できることを確認した。ソニック1のUS版、JP版それぞれで別バージョンのブルースフィアのROMが作成可能。
※作成方法も含めてパタパタさんによる情報提供です。本当にありがとうございます!!
(2024/02/29追記)ナックルズ イン ソニック2の抽出
キタヨシさんにより、ナックルズ イン ソニック2を抽出する方法が判明した。
必要になるものは、
- 単独で抽出した、ソニック & ナックルズのROM
- ナックルズ イン ソニック2起動時に抽出したソニック2のROM
の2点。
ソニック & ナックルズのROMは、単独で切り出したものを使用する。抽出済みであればそのまま使用できる。下記のソニック2と一緒に切り出すこともできるが、どうやらチェックサムが異なってしまうようだ。(後述)
ソニック2のROMは、ナックルズ イン ソニック2から切り出しを行う必要がある。単独で切り出したソニック2とは異なるファイルとなっており、ファイルサイズも異なる(詳細は後述)。単独が1024kB, ナックルズ版が1280kBである。開始の1kBと残りのデータ(1279kB)がそれぞれ別の位置に存在する点に注意が必要である。そのため、2つに分けてファイルを切り出すこととする。
Dolphin上でナックルズ イン ソニック2を起動し、HxDでRAMを読み込む。文字列の検索で「HEDGEHOG 2」を探すと、ソニック2のヘッダーを発見できる。単独時の切り出しと同様にヘッダーの一番上にカーソルを合わせ、「ブロックの選択」で長さ(16進数)400(1kB)で選択を行い、ファイルとして保存する。このファイルを、sonic2_a.binとする。
残りの1279kBは離れた位置に存在する、今度は文字列ではなく16進数の検索で、「8B D4 4E F9 00 00 8B D4 48 E7 FF FE 4A 38 F6 2A」を探すと、該当のバイナリが丸ごと含まれる行がヒットする。その行を基点として、「ブロックの選択」で長さを(16進数)13FC00(1279kB)で選択を行い、ファイルとして保存する。このファイルを、sonic2_b.binとする。
ソニック & ナックルズのROM、sonic2_a.bin, sonic2_b.binが用意出来たら、これらを連結する。ナックルズ, sonic2_a.bin, sonic2_b.binの順番で連結を行う。
Kega Fusionで起動したところ、警告なども表示されず、正常に起動した。
ソニック & ナックルズを、ナックルズ イン ソニック2から抽出したものを使用して連結した場合、画像三枚目のようにチェックサムエラーが発生する。単独で抽出したものを連結した場合は画像2枚目のようにエラーが発生しなかった。
収録タイトルの情報
ゲームハードは共通してメガドライブで、メガCDは含まれない
抽出可否 | タイトル | サイズ[10進数] | サイズ[16進数] | ヘッダー文字列 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
○ | ソニック・ザ・ヘッジホッグ | 4Mbit | 80000 | SEGA MEGA DRIVE | 3バージョンあり(サイズ、ヘッダーは共通) |
○ | ソニック・ザ・ヘッジホッグ2 | 8Mbit | 100000 | SEGA GENESIS | ソニック メガコレクション版のROM カセット版とはファイルサイズが異なる(10Mbit) |
○ | ソニック・ザ・ヘッジホッグ3 | 16Mbit | 200000 | SEGA GENESIS | |
○ | ソニック & ナックルズ | 16Mbit | 200000 | SEGA GENESIS | |
○● | ブルースフィア | 20Mbit | 280000 | SEGA GENESIS | & ナックルズ + ソニック1 |
● | ナックルズ イン ソニック2 | 26Mbit | 340000 | SEGA GENESIS | & ナックルズ + ソニック2 連結に特殊な手段が必要(後述) |
● | ソニック3 & ナックルズ | 32Mbit | 400000 | SEGA GENESIS | & ナックルズ + ソニック3 |
○ | ソニック 3Dブラスト | 32Mbit | 400000 | SEGA GENESIS | |
○ | ソニック・スピンボール | 8Mbit | 100000 | SEGA MEGA DRIVE | |
○ | エッグマンのミーンビーンマシーン | 8Mbit | 100000 | SEGA MEGA DRIVE | |
○ | フリッキー | 1Mbit | 20000 | SEGA MEGA DRIVE | ※ |
○ | リスター・ザ・シューティングスター | 16Mbit | 200000 | SEGA MEGA DRIVE | |
○ | ジ・ウーズ | 8Mbit | 100000 | SEGA GENESIS | |
○ | コミックスゾーン | 16Mbit | 200000 | SEGA GENESIS |
抽出可否について、○はが通常の方法で抽出に成功したもの、●がROMの連結で作成するもの、?がその両方の方法で失敗し、抽出可否が不明なものである。ブルースフィアは両方の方法で抽出に成功した。
この抽出作業で一番困ったのが、実はROMのサイズ。ヘッダーをみてもわからないので基本的に外部の情報に頼ることになる。たまにWikipediaに書いてあることもあるが、ROMを配布しているサイトの情報でようやく知ることができた…なんてこともザラにあった。これからワシと同じことをしようとしている方はぜひこの情報を参考にしてほしい。
※ナックルズ イン ソニック2、ソニック3 & ナックルズのROMサイズは、パタパタさんによる情報提供です。
フリッキーについて補足
国内で発売されなかったカセット版と同じ内容で、日本のメガドライブ本体で動かすとゲーム説明などが日本語になる仕様が存在する。ゲームの図書館、ゲームのかんづめ(メガCD)などで国内でも販売されることになったが、メガコレクションに収録されているのはカセット版だと思われる。
メガコレクション内でのマニュアルはゲームのかんづめ版のものだが、カセット版と同じ扱いで問題ない…と思われる。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ(1)のバージョン違い
殆ど知られていないとは思われるが、メガコレクションに収録されたソニック・ザ・ヘッジホッグ(1)には実は3つのバージョンが存在し、隠しコマンドの入力によって別バージョンをプレイすること可能である。
- US版
- JP版
- JP2版(メガコレクション版)
US版とJP版はそれぞれ北米版、日本版のROMで、JP2版(メガコレクション版)はJP版をベースに、バグを修正したバージョンとなっている。このバージョン違いのROMも、同じ方法で抽出することが出来た。
ソニック・ザ・ヘッジホッグ 2のバージョン違い
パタパタさんによる情報提供により、ソニック2のROMにもバージョン違いが存在することが判明した。とはいっても、隠しコマンドで切り替えする方法などは未確認である。ファイルサイズが異なることは確認済み。
ROM Checkerを使用して確認したところ、ROMサイズそのものは両者共通で8Mbitであった。ナックルズ イン ソニック2として認識するためにダンプオーバー分の2Mbitも必要なのだろうか?
ではカセット版のダンプオーバー分を切り取って8Mbitにすれば同じになるかというとそうでもないようで、メガコレクション版とカセット版でチェックサムが異なる模様。
- メガコレクション版 (8Mbit, CRC32: 92D8817D)
- メガコレクションのソニック2として収録されているROM。
- このROMとソニック & ナックルズを連結しても、ナックルズ イン ソニック2にはならない模様
- カセット版 (10Mbit, CRC32: 1191BE4B)
- ソニック2のMDカセットに収録されているROMとのこと。実カセットは未所持の為、未検証。
- ナックルズ イン ソニック2に含まれているROMはこのバージョンである。ソニック & ナックルズとこのROMを連結する事で再現が可能。
- ファイルサイズの10Mbitに対し、ROMサイズそのものは8Mbitで、メガコレクション版と同じ。
- ROM Checkerで確認を行うと、チェックサム不一致+ダンプオーバーとして判定される。
- カセット版 リサイズ後(8Mbit, CRC32: 7B905383)
- ROM Checkerを用いて8Mbitにリサイズを行った。同ソフトにてチェックサム一致と判定された。
- メガコレクション版との相違点はチェックサムを除き未確認
※パタパタさんマジでいつもありがとうございます!感謝しかありません!!
出現コマンド
バージョン | コマンド | 備考 |
---|---|---|
US | ↑Z↓Z←Z→Z | |
JP | ↑↓↓↓←→Z or ZZZ↑↑↑↓↓↓←→Z | |
JP2 | ZZZZZZ↑↓←→ | メガコレクション版 コマンドなしでプレイできるバージョンと同じ コマンド未入力からこのコマンドを入力した場合のみ効果音が鳴らない |
隠しコマンドの引用元。バージョンごとの違いもコチラで確認してね。
※パタパタさんによる情報提供です。ありがとうございます!
参考リンク
先駆者様。色々助けられました。
今回使ったソフトのダウンロード先
コメント
>ナックルズ イン ソニック2、ソニック3 & ナックルズの2タイトルはワシの不勉強のせいか、この方法で吸い出ししても余計なデータがついたソニック & ナックルズが抽出できただけだった。
余計なデータがあるにしても抽出できたサイズ[16進数]を教えてもらえないでしょうか?
>>ルナさん
抽出したROMを収納しているフォルダを探してみましたが、ナックルズインソニック2、ソニック3&ナックルズのROMが残っていませんでした。
メガドライブの実機およびカセットを所持していないため詳しいことはお答えできないのですが、上記2タイトルとブルースフィアの3タイトルに関しては、ROMの容量が「ソニック &ナックルズ(16Mbit) + ロックオン先タイトル」の合計になっているようです。
そのため、ナックルズ イン ソニック2(8Mbit)は「24Mbit/0x300000」、ソニック3 &ナックルズ(16Mbit)は「32Mbit/0x400000」であると思われます。
ただし、記事の中でも書いてある通り、自分は吸出しに成功していない他、正確な容量を知っていないため、過信は禁物です。ナックルズ イン ソニック2に関しては26Mbitであるという説もあります。
お役に立てず申し訳ないです。
どうもありがとうございます、参考にさせていただきます
もし(問題ないのでしたら)上手くいけばここにまたコメントを残したいと思います
ソニック1は隠しコマンドで海外版、日本版、メガコレクション版の3種類のバージョンを切り替えられるのですが、それぞれ切り替えて起動、抽出すれば3種類のROMを作成出来ました。
>>パタパタさん
情報提供ありがとうございます!
コチラの方で確認した上で記事に追記する予定です!
>>パタパタさん
差し支えなければ、件の隠しコマンドの出元を教えていただけると助かります。
このURLの動画を参考にしました。
>>パタパタさん
隠しコマンドの情報提供ありがとうございます!
各バージョンの違いなども解説されていてとても参考になりました!
後日、検証を経て追記させていただきます!
お役に立てたなら良かったです。
分かった事があるのであるので追記しますが、僕はソニック1~ナックルズまでの4作品は元のカセット版で所持していて吸出しもしていたのでサイズを確認したら、ナックルズ イン ソニック2(8Mbit)は「26Mbit/0x330000」、ソニック3 & ナックルズ(16Mbit)は「32Mbit/0x400000」で間違いない様です。
実際ソニック3 & ナックルズはこの方法で抽出したら正常なROMが作成出来ました。
ただ、ナックルズ イン ソニック2だけは同じサイズで抽出しても余計なデータが混じったソニック & ナックルズにしかならず色々サイズを変更しても検証しても結果は同じで成功しませんでした。
そこでこの方法で抽出したソニック2と元のカセット版の情報をROMチェッカーで比較してみたら、別のバージョンだったのでそれが抽出できない原因かも知れません。
だとするとソニック2、もしくは、ナックルズ イン ソニック2もソニック1の様にバージョンを切り替えるコマンドが存在すれば抽出出来る可能性もあるかも知れませんが、なければナックルズ イン ソニック2のみは不可能の可能性も出てくるのではないかと思います。
>>パタパタさん
またまた情報提供ありがとうございます!
残念ながら最近は多忙気味で、今週までは検証をする余裕がないと思われます。情報頂いたのに申し訳ないです。
もうしばしお待ちいただければ、と思います。
ご多忙とは知らずすみませんでした。あと1つさらに分かった事があるので追記ですが、HxDでツールの「ファイルツール」の項目に連結というのがあったのでもしかしたらと思い、それぞれ単独のソニックのROMを繋いでみたら抽出したのと同じ
ブルースフィアやソニック3 & ナックルズの正常なROMが作成出来、特にブルースフィアはソニック1の海外版と日本版のそれぞれで別のバージョンのROMが作成出来ました。
ただナックルズ イン ソニック2だけは連結後のサイズも本来と違い「24Mbit/0x300000」で余計なデータの混じったソニック2にしかなりませんでした。
お忙しいとは思いますがお時間のある時にお読み頂き追記して頂ければと思います。
>> パタパタさん
お待たせしました。コメントで頂いた情報をもとに、ソニック1のバージョン切り替えと抽出、ロックオンシステムROMの抽出について追記しました。
情報提供本当に助かりました。ありがとうございました!
追記して頂き有難う御座います、より分かりやすくなりました。
初めまして。
素晴らしい記事をありがとうございます。
ところで、GC版のソニックアドベンチャーDXにもゲームギア用のROMが収録されているようですが、こちらは同様の方法で取り出せるのでしょうか?
一度試してみたのですが、ゲームギアROMのヘッダーや仕様が分からず、困っている状況です。
>> takkunさん
対応がかなり遅れてしまって申し訳ありません。
残念ながら、当方GC版ソニックアドベンチャーDXを所持していないため、検証することができないのです。お力になれず申し訳ありません。
あれからURLの方法でナックルズ イン ソニック2の抽出を試してみましたが、僕のやり方が間違っているのか何度やっても失敗してしまいます。
もしそちらでお時間のある時に試して頂いて成功しましたら追記をお願い出来ますでしょうか?
>>パタパタさん
反応が遅れてしまい申し訳ないです!
参考記事の情報をもとにコチラで試したところ、「ナックルズ イン ソニック2」として起動するROMの抽出に成功しました。
記事の追記を行いましたが、要点も載せておきます。
・ソニック & ナックルズのROMは単独で抽出したものを流用可能
・ソニック2のROMは、ナックルズ イン ソニック2から抽出する(DolphinとHxDを使用)
・参考記事のb.bin, c.binはソニック2に相当するが、合計容量が1280kB(1,310,720バイト)で、ソニック2単体のROM(1024kB / 1,048,576バイト)より大きい
・最終的なROMサイズは3.25MB(3,407,872バイト)。26Mbitに相当する。当記事に記載の情報と一致。
・
拡張子は.binでも.smcでも問題なさそう・・メガコレクションから抽出できるものはbin形式。smcとして保存するとROM Checkerでエラーが出ました
※一部誤情報が含まれていたので修正しました
切り出し作業中にバイナリエディタでのカーソル位置、検索時の文字列やバイナリの正誤、連結時のファイルの順番などを確認すると、間違っている箇所がわかるかもしれません。
改めて、情報提供ありがとうございます。
お久しぶりです、何気なくネットを見ていたら下のURLの方法でナックルズ イン ソニック2のROMの編集、作成方が載っていたのを偶然見つけたのでお暇な時に読んで参考にして頂ければ、と思いまして。
パタパタさん!こちらこそお久しぶりです!
ワシのブログを参考にして記事を書いてくださる方がいるようでとても嬉しいです!
時間がある時にコチラでも試そうかと思います。
分かりました、宜しくお願いします。
慌てていたのでコメントを書く位置を間違えてしまいました。
すみませんでした。
追記有難う御座いました、こっちでも試してみます。
成功しました、本当に有難う御座いました。
試していて分かった事があるのでコメントさせて頂きます。
ナックルズ イン ソニック2から抽出したソニック2のROMであるAとBを連結後、ROMチェッカーで元のROMサイズにリサイズしてみたらカセット版と同じバージョンだったので、ソニック2単独版のROMは2のメガコレクション版に当たるという事が分かりました。
>>パタパタさん
いつも情報提供ありがとうございます!記事に追記しておきます!
どういたしまして!このようなニッチ?なノウハウでも求める人が居て、それで情報交換が出来ることには感謝しかありません。こちらこそありがとうございました!
追記して頂き有難う御座いました。
すみません、読んでいて勘違いされている事があったので一つだけ訂正ですがソニック2のサイズは両方同じ8Mbitの様です、ROMチェッカーで8Mbitにリサイズすれば分かると思います。
>> パタパタさん
ROM Checkerは使ったことが無かったので導入しておきました。
記事中にチェック内容を記載しましたが、確かにROMサイズの一致、チェックサムの違いが確認できました。
いつも情報提供ありがとうございます。
追記ですが、BIN CRC32の部分に違いがあります。
追記の訂正有難う御座いました、お役に立てて良かったです。
バージョン違いの抽出をしたかったので、最近このゲームの海外版を購入して試してみましたが、日本版と内容が同じタイトル以外は方法が違う様でやり方が分かりませんでした。
>>パタパタさん
海外版は所持していないので確認できませんが、ヘッダーなども変わっている感じでしょうか?
記事で扱う手法の元になった記事の一つがリンクエラーになってしまっているようです。
海外版だったか日本語版だったかは失念しましたが、アーカイブがあれば確認してみます。
いつもありがとうございます。
まだ全部試した訳ではないのではっきりとは分からないのですが、ソニック2はSMD形式で保存した場合と同じのエラーが出たりソニック3は海外版ですが、正常に抽出出来たり日本版と同じ検索ではヒットしないタイトルがあったりと色々です。
あとこれは抽出とは関係ありませんが海外版は何故かジ・ウーズとコミックスゾーンがタイトルから消えている様です。
色々試してみて幾つか成功したのでやり方を間違えていただけで同じ方法でいいのかも知れません、お手数お掛けしました。
リスター以外は全て抽出成功ました、お手数お掛けしました。
リスター以外は全て抽出成功しました、お手数お掛けしました。
リスターはSEGA MEGA DRIVEで検索してもヒットしなかったので諦めかけていましたがSEGA GENESISで検索したらヒットし全タイトル抽出成功しました。
あとバージョンによる違いはBizhawkというマルチエミュレータを使えば起動時にタイトルが上に表示されるのでより分かりやすいと思います。
ソニック2のバージョン違いが下のURLのサイトに詳しく載っているので、お時間のある時に参考にして頂ければと思いまして。
何度もすみません、どのバージョンのソニック2からでもナックルズ イン ソニック2に連結出来る方法が判明したので、キタヨシさんのページのコメント欄を是非お時間ある時に拝見して頂ければ、と思います。
情報提供について
パタパタさん、いつもありがとうございます。
頂いた情報をまとめて更新しようと頑張っていたのですが、集中力だったりが続かずに断念することが多くあり、着手すらままならない状況が続いています。
少しずつにはなりますが、可能な範囲で頂いた情報を反映していきたいと考えています。大変長い期間お待たせすることになってしまい、申し訳ありません。
返信頂けて安心しました、そちらのペースで無理のない程度に更新して頂ければ、と思います。